自生地も確かめよう

「図鑑」や「本」あるいは先輩からの「アドバイス」「盆栽屋さん」からの助言、みな大切なものではありますが、自分でその自生地を見てみるということはもっとも刺激的で感動的な「樹・草」を感じられる唯一のものです。

もし観察できる環境にある人は是非、山や川にでかけ樹や草を観察してみてください。

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なんていっても作っている方皆さんが出かけられるはずもありません。 しかし少しでもチャンスがありましたら、おすすめします。
「山野草」や「樹」が葉を広げ花を咲かせている姿をみることはとても感動的なことです。
自分で育てている樹や草の自然でおおらかな姿は「盆栽」として作っているものとは大きく異なり、違う種類の樹や草ではないかとも思えるほどです。
それほどのびのびと育ち自由に生きています。
そんな姿を参考に「のびのび」と」自由」に「おおらか」に自分の盆栽を作れたら最高です。

「盆栽店」や「園芸店」で売られているポット苗や鉢植えを買ってきて育てるだけでもすばらしいことだとは思いますが、自然に生えている樹や草をみることによりいままでの「盆栽」という言葉にない自分だけの盆栽を感じることが出来るように思います。

私は出来るだけ手をかけないで自然な状態でつくりたいと思い「針金」とかは使わないで出来るだけ自然な姿で「のびのび」「自由」「おおらか」をもっとうに盆栽と付き合っています。
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野菜の促成栽培のような「盆栽」を作ろうとしたり、出来上がったものを「盆栽屋さん」から買うのもいいのですが、長く楽しむためには、基本的なことをしっかり理解して、次のステップに進むのがいいように思います。

出来上がったものをみることもとてもすばらしいことだとはおもいますが、「盆栽」にかかわらず何でもそうだとおもいますが「過程」が面白く世話をすることが一番の楽しみなわけですから、そこのところを大切に盆栽とあそんでいれば盆栽も元気に育ってくれるます。

盆栽を作る上で大切なのは、一番楽しい盆栽の観察や水やり・植え替え・害虫の駆除など日々の世話を楽しみながら出来ることだと思います。

後は盆栽が元気に育つだけです。

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ヒトツバカエデ

半落葉の低木で、高さは1メートル~三メートルほどで多くの枝をつけて横に広がる。
葉は柄があって互生し、枝先に集まり、春の葉は卵状楕円形から広楕円形、長さは2~4Cm、質はやや薄く両面に毛がつく。夏秋の葉は枝先に輪状につき、越年する。春の葉に比べ小型で、狭倒卵形、長さは1~1.5Cm。花は朱赤色、漏斗状で径4~5センチ、枝先に2~3個開く。萼は5裂、花冠は5裂して裂片は広く、上裂片濃紅色の斑点がある。雄しべ5個、雌しべ1個、果実はサク果で円錐形、長さ7ミリ、褐色の毛がつく

・・・・・新潟県樹木図鑑より

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