用土について

「盆栽」にとっては、「鉢」「用土」は私達の「家」と同じくらい大切なものです。気を抜かず、良く吟味して使用してください。

■住みやすい用土、暮らしやすい用土とは
盆栽にとって、居心地が良く気分良く暮らせる用土は、元気に育ち、病気にも掛からない用土ということになります。
「水はけ良く(適当に)」「保水力」もある用土が基本的に大事な条件です。
そのほかにも、「雑菌」が住んでいない用土、適度な重さも必要ですね、極度に「酸性」だったり「アルカリ」だったりということない用土、いらないものが混ざっていない綺麗な用土、「病気」などに犯されていない用土、などの条件を考えてください。

■環境に合った用土の配合をする
基本的に用土を「配合」してそれをそのまま使ってもいいのですが、それぞれ育てる「環境」というものがありますのでそれに合った「配合」というのも必要になってきます。
「半日しか日が当たらない」あるいは「朝だけしか日が当たらない」「風通しがいい」「風通しが悪い」「ベランダ」で作っている「屋根の上」で栽培してるなどと、千差万別ですので、基本的な用土に対して、自分で、「みずもちをよくする用土の配合」「水はけをよくする配合」などと微妙な調節をする必要があります。
またそうする事で、自分に合った水やりが出来るようになりますし、盆栽も元気に育つことにもなります。
それぞれ良く考えて配合してみてください。
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■用土をふるいわける
限られた環境の中で育てる「盆栽」ですから、[細かいみじん」や「ゴミ」などを「ふるい」を用いて取り除く必要があります。
ゴミは捨てなくてはなりませんが、「みじん」は「ケト土」に混ぜて用いたり、「挿し床」の用土として用いたりと利用価値はまだあります。
そのほかにも、それぞれの大きさの盆栽にあわせた「粒」で用土を利用したほうが良いでしょう。(「小品盆栽」「中型盆栽」「大型盆栽」など)

山砂などを利用する場合私は、採取した砂をそのまま利用します。そのまま利用しても大変元気が良く育ちますので、利用する用土によっていろいろ使い分けることがいいようです。

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ヒトツバカエデ

半落葉の低木で、高さは1メートル~三メートルほどで多くの枝をつけて横に広がる。
葉は柄があって互生し、枝先に集まり、春の葉は卵状楕円形から広楕円形、長さは2~4Cm、質はやや薄く両面に毛がつく。夏秋の葉は枝先に輪状につき、越年する。春の葉に比べ小型で、狭倒卵形、長さは1~1.5Cm。花は朱赤色、漏斗状で径4~5センチ、枝先に2~3個開く。萼は5裂、花冠は5裂して裂片は広く、上裂片濃紅色の斑点がある。雄しべ5個、雌しべ1個、果実はサク果で円錐形、長さ7ミリ、褐色の毛がつく

・・・・・新潟県樹木図鑑より

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