盆上の美学


北村卓三先生の盆栽への熱い思い・・・

廃刊になっていた「自然と盆栽」誌を手に入れてから二十数年がたちました。

何回も読み返し盆栽についての北村卓三氏の思いを感じ取ることが出来ました。

創刊した当時の雑誌を読み返していますので雑誌の劣化が進み、紙の色は茶色になり所々にシミも目立ってきてしまいました。
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紙も少し触ると切れてしまうほどのページもあります。

仕方の無いこととはいえまだこれからもお世話になる必要があります。

そこで大事な「自然盆栽」についての記述をホームページで電子化しいつでも読まれるようにしようと考えました。

特に北村卓三氏の自然盆栽に対する考えや思いはとても一言では言い表せないほど強烈に心に響いてきていました。

一言一言がずしりと心に残り何回読み返しても新鮮でこれからも生涯忘れることは無いと思います。
ここのコーナーにある言葉は「自然と盆栽」誌に北村卓三先生が書かれた記事をそのまま引用させてもらいました。

私がいつも読み返すとても奥深い言葉が多く盆栽に関する思い、人に対する熱い視線、自然に対する思いを読み取ることが出来ます。
人間とは自然とは文化とは植物とは・・・・・

いろんな声が聞こえてきます。

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植栽(しょくさい)

なにも、針金を巻いて枝や幹をくねらせたり、バッサリと枝数を減らしたり、枝のないところに接木をしたりの大手術を敢行しようというのではありません。ki1.gif
植裁(しょくさい)「うえかた」自然盆栽の植え方をしますと、変な固定観念や先入観が邪魔をして気づかなかった、必然的で最も美しい、新しい姿の自然盆栽に格上げすることができます。

・・・・・自然盆栽協会「盆栽」より

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自然盆栽について

自然盆栽を深く知らない人は、自然盆栽と言うと自然にほおっておいて、いわゆる自然放置盆栽という、こういう観念がほとんどなんですね。例へば私の知っている人に「自然盆栽」うんぬんということを言うと「自然に放っておいて盆栽ができるなら誰も苦労することはないんだ。針金なんかなくて済むんだ」とこの様な受け取り方をする。ki.gif
そう言う意味で「自然盆栽」という言葉は誤解されている面が現在まだあるんではないか・・・。自然盆栽というものが唯一絶対のもの、という観念を持ちたくない、世の中にはいろんな人がおられるんで、中には自然盆栽がきらいだという人が、あるいは居られるでしょう。そういう方はそれでいいじゃないか、自然盆栽が唯一、絶対のものである、という様ないわゆる非常に排他的な考え方は持ってはならないでしょうし、真に良いものは、そういう排他的なことをしなくても、自然に淘汰されて残ってゆく「真のもの」であれば必ず、何時かは正当な評価がされるそれでいいのではないか・・・・

自然盆栽協会「盆栽」より

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