置き場所を考える

盆栽を遊ぶ

BONSAI IS THE ART OF GROWING SMALL SHRUBS &TREES
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更新日 2008-07-18 | 作成日 2008-03-21

置き場所をじっくりと考える



■盆栽は置き場所になれる

長い間盆栽を育てていますと一応何処でも盆栽は育ちそれなりに葉も茂り枯れることも無く元気に育っていることに気づきます。
ある程度日が当たり外気の通る場所であれば、ベランダや路地・物干し台・屋上・庭何処でも盆栽は育ちます、ただしそれなりの場所による管理のしかたがあることは言うまでもありません。

それぞれ育てる環境が変わるのは仕方ありませんその人により育てられる場所や環境が違ってくるのは当然のことであり当たり前だからです。
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贅沢を言えばきりがありませんし50%の環境のところでも30%の環境のところでも管理のしかたにより元気に育ち楽しめるということです。

朝日しか当たらない場所しかない、あるいは西日しか当たらないなどと嘆いていてはいけません。
時々盆栽を移動させ日に当ててやることで元気に育ち花も咲かせることも出来ます。
盆栽に対する深い思いやりや興味があるかないかということが一番大切です。
むしろ理想的な置き場所を持っている人の方が少ないのは当然といえます。

■目の届くところに置いてやる。

理想的な置き場所だからといっていつも目の届かない盆栽と対話も出来ないような場所に置いては管理もままならない愛情を持って盆栽とのふれあいも出来ないそれでは意味がありません。

対話もふれあいも無いままで育てても面白くも無くしまいには枯らしてしまうのが目に見えています。
基本的な事柄ですがいつも目の届く場所でペットと同じ感覚で家族の一員として愛情を振り向けられる場所に置くのが一番です。

■日当たりの良い場所

太陽光があたる場所一番理想的な場所であり出来るならいつも太陽光のあたる場所に置ければ理想的です。
日が当たらない場所に置いた盆栽はたまには日向に出してやることも必要でしょう。
春は特に新しく葉が展開する季節ですなるべく日に当て枝を短くして丈夫に育てたい季節です。
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※日に当てることで葉のどうか作用が盛んになり養分を沢山作り成長も早くなります。

※太陽に当たることで葉からの水分の蒸散が盛んになりますしたがって根からの水分の吸収も活発になり鉢も乾くことになります。(新陳代謝が盛んにおこなわれるということ)

※新芽が丈夫に育ち元気になる。

※病気もしにくくなる。

※鉢土の温度が上がり乾きやすくなる、根の発育も盛んに行われる。

■風通し

風が良く通るということは日当たりと一緒で大変重要な要素です。

※病気になりにくい。

※鉢土が乾き新陳代謝が盛んに行われるので丈夫に育ち根も盛んに育つ。

※害虫などの虫がつきにくい。

※葉が小さくなり丈夫に育つ。

■風が通りにくい

風が通らないということは病気になりやすかったり、害虫がつき易い、根もあまり育たないなどの弊害が起こりやすいわけです。
地面に直接置いたり地面に近かったり葉が茂りすぎ枝と枝が隙間が無い建物の陰であったりとあまり良い条件ではない。
したがって高い棚を作っておいたり枝葉を透かしてやったり出来るだけ風通しの良い場所を探してやったりと対策をする必要がある。

■強い風は避けてやりたいもの

植え替えたばかりの木や挿し木をしたものなどまたは花が咲いているもの、山取りをしたばかりのもの、弱っている木や草などは風通しを考える中で特に気をつけた管理をしたほうがいいと思います。

■西日

私の栽培場所はおかげさまで理想に近い置き場所で風通しも太陽光も恵まれしかもいつでもいけるような身近にある。ただ一日中日が当たるわけで朝日も西日もがんがんと照らす。

真夏でも日陰を作ることなくそのままで育てている。

※植え替えたばかりの木や少し弱っている木などはなるべくなら西日は避けてやる。

※挿し木したもの、種まきしたばかりのものなど

※山取りしたばかりの根がまだ当たらし根が出ていないものなど

などは西日は避けてやる必要がある。

■雨

雨に当てることとても大切なことです。軒下や大きな木の下などに盆栽を置いた場合せっかく雨が降っているにもかかわらず雨が盆栽にかからず鉢底まで水が通らなかったり葉にも雨がかからないなんてことも考えられます。

※葉や枝などに雨が当たるということは幹や葉を雨で洗ってもらうという大切なことがあります、汚れが落ちることにより葉の呼吸作用が活発になり元気に育つことにつながります。

※空気中のいろんな要素を含んだ雨が降るわけですからある意味では栄養素を含んだ水が鉢に降り注ぎ生きていくために無くてはならないものです。
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※人工的に水をかけるのではないので時間をかけてじっくりと鉢全体に浸透しますので大地と同じ状態になる。

※水遣りをする必要が無くなる。

水遣りをしなくても良くなる、このことに関しては満遍なく雨が降り注ぐという絶対な条件がつきます。
軒下や雨が直接かからない場所などに置いた場合、または小雨で降る量が少ないときなどは特に気をつけて盆栽を観察し鉢表面が湿っていても仲間で雨がしみこんでいないばあなど多々ありますので十分観察する必要があります。

■雨が当たらない場所に置いた場合

置き場所により雨が中途半端な当たり方やぜんぜんあたらない場合などいろいろです。

そんな置き場の場合は雨が降っても水遣りは大切です。よく観察し満遍なく水をかける必要があります。

また場所がある場合小さな台などをだしてその上に盆栽を乗せて雨に当ててあげるなど小さな心遣いが必要です。

雨に当てると生き生きとして木の表情まで変わってくるのが分かります。

■夜露

都会のことはどうも分かりませんが私の住む新潟の田舎は空気もうまく水もうまいとても自然に恵まれた美しいところです。朝起きると盆栽全体に露がかかりキラキラ輝きとてもすがすがしく感じるものです。

この露はただ私たちを喜ばすためだけのものではなく盆栽にとってもとても大切な存在で人間と同じ昼間の暑さや強い風など自然の営みをもろに受けて疲れた体を癒す役目があります。

出来れば夜露にあたる場所に置ければ一番いいのですが。

よく夜露の代わりに人工的に霧吹きなどで水をかけてやると元気に育つ言われます。
夜露のかからない場所に置いた盆栽などは霧吹きで夜露を演出してやりましょう。
きっと木も喜ぶこと間違いありません。少しの心遣いが大切です。
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空中湿度、夜露ととても関連がありとても大切なことです。山などは気温の変化などの条件で霧が発生し夜は自然と露が降ります。

残念ながら人工的に育てている盆栽の栽培場所はそんな場所にはありません霧吹きなどの道具を使い空中湿度を高めてやることで盆栽にもひと時の安らぎを与えてください。

とても盆栽も喜びますよ。

■水やりに便利な所に

水をやることが一番大切なことですので水をやるのに都合のいい場所に置くことも大切なことです。

■手入れがしやすい高さになるように盆栽を置く。

低すぎたり高すぎたりすると盆栽を見ることも苦痛になり、手入れがおろそかになりますできれば観察のしやすい高さ50~1mぐらいの高さになるような棚を作成し置ければ最高です。

■台の上は清潔に保つ

水やりをしたり雨が降ったりしますと鉢土がが流れ出したり風でほこりやゴミなどが飛んできて台の上にたまってしまうものです。

そのままにしておきますとコケが生えたりナメクジやカタツムリなどがつきやすくなり、新芽などを食い荒らされるなんてことになります。

また台が腐りやすくなり、鉢も汚れ作業をするためには手や服まで汚れるということになります。出来ればいつも綺麗にしておきたいものです。