木の実を採種しよう

  • 木の実を入手するにあたりいろいろな方法が考えられますが、自分で木の実を採種することは楽しいことです。
  • 木の実を探すことも楽しみなんですが、種を蒔いて発芽してくるときのあの「ドキ、ドキ」したなにか興奮するような感じもいいものです。
  • 播種したあとのことまで考えるとなおさらのことです。
  • 自分で探した種を蒔き、芽が出て育つ、愛着もわくし大切に育てることにもつながります。
  • 木の実は意外と身近に存在します。植木屋さんが、山から選んで、庭に植えた木、あるいは現在は街路樹など、外国から入ってきている木もたくさん植えられていますので、かなりの種類の種を探すことが出来ると思います。memo-8s.jpg
  • また市営の公園や植物園なんかも意外性があるかもしれません。 もちろん、山に入ればいろんな木の実を採種することが出来ます。
  • 林道脇、山の斜面、林の中、川岸、どこでも採種の対象地域です。「サルナシ」「アケビ」「コナラ」「うわみずざくら」「アズキナシ」「ホウノキ」「栃」「マンサク」「アブラチャン」「タムシバ」「くり」「サワシバ」「マユミ」「ツリバナ」「ミズキ」「ツルウメモドキ」「クロヅル」「ウリハダカエデ」「マタタビ」「つばき」「ぐみ」などなどいろいろと楽しみです。
  • よく熟した実を採種しよう!
  • 種を採種する時期はなんと言っても秋が最適でしょう。
  • 「実りの秋」というぐらいでしょうから、ところがちょっと、早い時期に実を熟す種類や(「桜」、「ぐみ」など)遅くなる種類も存在しますので(「千両」「万両」など)、そのあたりよく調べてから採種してください。
  • 「種」といってすべての種が発芽するとは限らないので、ちょっと多いかなというぐらい多めに採種したほうが良いかもしれません。memo-9s.jpg
  • 熟すとはじけて飛んでしまうものもあるので採種時期も気をつけておかないと採種出来ないなんてこともあります。
  • 雄木と雌木
  • 花、あるいは木姿だけ楽しむのであれば、「雄木」「雌木」と気にしなくてもそれほどのことはありませんが、「綺麗な実」を楽しみたいのであれば当然ではありますが「雌雄」両方ないとなかなか実はつきません。
  • 実をつけるのは「雌木」ですので、「雌木」とわかるまで苗木はある程度残してておかないといけません
  • 全部すべて雄木ということはないと思いますので、がんばって育てましょう。
  • 「雌雄」がはっきりしたらいらない木は捨てても良いと思います。
  • それがなかなか愛着が湧いて捨てられないのが現状です。

ページの先頭へ

LINK





苔(カラカラに乾いても大丈夫)

日差しが強く空気がカラカラに乾いた状態になる場合があります、そうすると体の水分がどんどん蒸発ししおれてしまいます。そのため湿度が大変重要です。
しかししおれても枯れて死んでしまったわけではなく、すぐに水をかけてやらなくても大丈夫なのです。
休眠状態と同じで水をかけてやると、あっという間に元の青々とした元気な状態になります。
コケの種類や環境などにもよりますが大抵はカラカラに乾いても数ヶ月は生きていると言われます。

「コケ園芸の楽しみ」:コ「ケづくり」など参照

ページの先頭へ

コケの育ち方

盆栽と「苔」は切っても切れない間柄です。
今流行りの「苔玉」もコケなしでは「苔玉」にはなりません。
寄せ植えや苔玉を造り、最初はとても綺麗にコケが生え揃い「素敵だ!」と感激していると
みるみる枯れて黒くなってしまうことがあります。
コケは「樹」や「草花」とは育ち方が違い、同じように育てると枯らしてしまうことになります。
苔には養分や水分を吸収すし茎葉に送る太い根がありません。
土の中に細くて短い根がたくさん出ている種類もありますが、これは主に茎葉を支え固定しておくための根で水や肥料分を吸って茎や葉に届ける能力はほとんどありません。
コケは雨や朝露、吸気中の水分に溶けているごく薄い濃度の肥料分を、水分と一緒に茎葉から吸収します。

園芸「コケづくり」より

コブシ

東北地方では、この花を「田打ち桜」あるいは「田植え桜」と呼んで、農作業を始める目安にしているとか。それにしても、何故「コブシ」が「さくら」になってしまうのか・・・・
”サ+クラ=農耕神の居ます座”で、つまりこぶしもちょうど田植えどきに鮮やかな花を付けるところから、あの桜と同じく「田の神」が来臨したという合図に思われた訳です。自然を畏れかつ自然と一体になって生活していた昔の人々の木への想いが偲ばれます。

uonumatitle-1.jpg

SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu