置き場にあった楽しみ

  • 環境に合った盆栽を作る
  • 置き場と一口に言っても、育てられる環境はそれぞれ一律というわけにはいきません。
  • 「盆栽屋」さんのように「日当たり」「風通し」何をとっても申し分ない環境を確保できる人はそういません。
  • かといgamazumi.jpgって「庭がない」「狭い」「日があたらない」「ベランダだけだ」などといって、嘆いていては「盆栽」を楽しむこともままならないでしょう、前向きに、もっと積極的な考えを元に取り組んでいただきたいと思います。
  • こんな環境では到底盆栽は出来ないなどと落ち込んでいないで是非挑戦してみてもらいたいものです。どんな環境でも育つ樹種はありますし、自分なりに工夫するのも楽しみの一つです。
  • 育てる
  • 日陰が好きな植物、日当たりの好きな植物、いろいろあります。
  • 日当たりの好きな植物は陽が充分にあたらないと元気に成長しません。また日陰が好きな植物は陽があたりすぎればまたうまく育ちません。
  • その辺の植物の環境への適応は、いろいろな方法で調べることが出来ます。
  • たとえば「植物図鑑」ですが、よく読みますと「樹」あるいは「野草」の自生地の様子が細かくかかれていますので、「日当りのいいところでなければだめだ」「暑い夏には弱いな!」「日陰でなければ育たないな」「陽があまり当たらなくても育つな」「低い樹」「高い樹」いろいろ情報を得ることが出来ます。
  • それに準じて自分の環境と見比べ生育できる樹種を選べば良いわけです。kanaoi.jpg
  • また、自分で自生地に行って育っている環境を見られる人はそれに越したことはありません。
  • 自分で育ててみますと、日陰に育っていて日陰でなければだめだなというような樹種でも、かなり無理をして「日当たりのいい環境」で育てると結構育つのには驚きです。
  • かえって引き締まったいい樹に育つことさえありますので、まず育ててみることだと思います。
  • 観察する
  • 自分の環境に合わない難しい植物をうまく、努力して育てることもなかなか面白いものだと思いますが、自分の育てる環境、自分の住んでいる土地の気候、などのことを考慮して置き場にあった樹を選べばそれほど苦労しなくても育てることが出来るかと思います。
  • 私は自分の住んでいる近くの山にある樹種を育てることで別に何の苦労もなく盆栽を楽しんでいます。
  • 「地元の山」「地元の森」などまだまだ楽しめる樹種がたくさんあろうかと思いますので、自分でそういう新しい樹種を探し出すのもまた楽しみであるとも思います。私自身「なにか良い樹種はないか」といつも思いながら、見ています。
  • 環境
  • 自分の環境に合わない樹種を育てたいということを考えられる方もいらっしゃるかと思いますが、それはそれで、育ててみれば言いわけで別に気にすることはありませんし、しばらく育ててみてだめだったら、別の樹種を育てればいいわけですから、あまり気にすることはないかと思いますとりあえず育ててみることのほうが大切かと思います。ki.jpg
  • 経験することは大切なことですので、自分の目で確かめ、納得する、そうして次の段階へいけば良いことです。

ページの先頭へ

LINK





苔(カラカラに乾いても大丈夫)

日差しが強く空気がカラカラに乾いた状態になる場合があります、そうすると体の水分がどんどん蒸発ししおれてしまいます。そのため湿度が大変重要です。
しかししおれても枯れて死んでしまったわけではなく、すぐに水をかけてやらなくても大丈夫なのです。
休眠状態と同じで水をかけてやると、あっという間に元の青々とした元気な状態になります。
コケの種類や環境などにもよりますが大抵はカラカラに乾いても数ヶ月は生きていると言われます。

「コケ園芸の楽しみ」:コ「ケづくり」など参照

ページの先頭へ

コケの育ち方

盆栽と「苔」は切っても切れない間柄です。
今流行りの「苔玉」もコケなしでは「苔玉」にはなりません。
寄せ植えや苔玉を造り、最初はとても綺麗にコケが生え揃い「素敵だ!」と感激していると
みるみる枯れて黒くなってしまうことがあります。
コケは「樹」や「草花」とは育ち方が違い、同じように育てると枯らしてしまうことになります。
苔には養分や水分を吸収すし茎葉に送る太い根がありません。
土の中に細くて短い根がたくさん出ている種類もありますが、これは主に茎葉を支え固定しておくための根で水や肥料分を吸って茎や葉に届ける能力はほとんどありません。
コケは雨や朝露、吸気中の水分に溶けているごく薄い濃度の肥料分を、水分と一緒に茎葉から吸収します。

園芸「コケづくり」より

コブシ

東北地方では、この花を「田打ち桜」あるいは「田植え桜」と呼んで、農作業を始める目安にしているとか。それにしても、何故「コブシ」が「さくら」になってしまうのか・・・・
”サ+クラ=農耕神の居ます座”で、つまりこぶしもちょうど田植えどきに鮮やかな花を付けるところから、あの桜と同じく「田の神」が来臨したという合図に思われた訳です。自然を畏れかつ自然と一体になって生活していた昔の人々の木への想いが偲ばれます。

uonumatitle-1.jpg

SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu