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ヤブコウジ
山地の日陰になりやすいところなどに群生しています。昔から「万両」(ヤブタチバナ)「千両」(クササンゴ
「百両」(カラタチバナ)「十両」(ヤブコウジ)「一両」(アリドウシ)などと言われ、おめでたい植物だったようです。
ヤブコウジの名前は近代になって付けられたようです。、 古くは赤い果実を山のミカンに見立てたヤマタチバナ(山橘) の名で呼ばれていたようで。 それがヤブコウジ(藪柑子)になったという説が一般的だそうです。(本を参考に)。 タチバナはコウジミカン(柑子)の古名とのこと。
千両と万両の見分け方
マンリョウは葉の下側に実があり、センリョウは葉の上に実があるまた葉っぱも、千両は対生(1つの茎の節に、葉が左右に対称につく)に付き、万両は互生(茎に互い違いに)に付きます。
リンドウ
名前の由来としては漢名の「龍胆」の音読みの「りゅうたん」がいつの間にか「りんどう」になったらしい。この草の根が胆汁のように苦く、その苦みが特別強いので、最上級を表す龍の字を冠して名づけられたとも、また、ただ単に龍の胆のように苦いから、との説もあるとのこと(参考文献より)
ヤマツツジ
半落葉の低木で、高さは1メートル~三メートルほどで多くの枝をつけて横に広がる。
葉は柄があって互生し、枝先に集まり、春の葉は卵状楕円形から広楕円形、長さは2~4Cm、質はやや薄く両面に毛がつく。夏秋の葉は枝先に輪状につき、越年する。春の葉に比べ小型で、狭倒卵形、長さは1~1.5Cm。花は朱赤色、漏斗状で径4~5センチ、枝先に2~3個開く。萼は5裂、花冠は5裂して裂片は広く、上裂片濃紅色の斑点がある。雄しべ5個、雌しべ1個、果実はサク果で円錐形、長さ7ミリ、褐色の毛がつく
・・・・・新潟県樹木図鑑より