図鑑用語「単子葉植物」


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Ψ 「花びら」と「萼片」が区別が出来ない

Ψ 花被片・雄しべ・心皮の数が3またはその倍数である。(3数性)

Ψ 葉脈が平行線状(平行脈)である

Ψ茎は伸長し終わったあとはそれ以上太くならない(形成層が発達しない)

Ψ 茎の「維管束」は茎の中に散らばった状態である(ばらばら)

Ψ 主根(太い根)が発達しないで細い「ヒゲ根」になっている。

Ψ 子葉が1枚で、基部が胚の他の部分を包み込むさやとなっている。

▼「花蓋」(かがい)
「ガク」と「花冠」が区別できないとき、二つを
「花蓋」という。外側の「ガク」に当たる部分を
「外花蓋」(がいかがい)といい、内側の
「花冠」に当たる部分を「内花蓋」(ないかがい)といいます

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▼「3数性」(さんすうせい)

花を構成する「ガク」「花弁」「雄しべ」「雌しべ」などが[3]またはその『倍数』からなることをいう



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▼ 「平行脈」(へいこうみゃく)

葉の基部から何本かの「葉脈」が平行して出ている状態をいう。「タケ」「イネ」など

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▼ 「維管束」(いかんそく)

「水分」や「養分」の通路となると共に「植物体」を強固に保つ働きをする。茎の断面に散在している

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▼ 「単子葉」(たんしよう)

「発芽」した時の「子葉」の数を表し一枚ある場合「単子葉」といいます。

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▼ 「単子葉植物の根」

太い「ゴボウ根」は伸びず「ヒゲ根」が発達し伸びる。

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単花果・多花果・集合果

単花果

ひとつの果実が一個の子房または子房群に由来する場合をいう。
真果はすべて単花果であるが、単花果は必ずしも真果ではない。偽果として例に挙げた、キンミズヒキ属、シラタマノキ属の果実はいずれも単花果である。

多花果・複合果

ひとつの果実が複数の花の子房または子房群に由来する場合多花果または複合果という。

集合果

単花果の中で果実が一個の単一子房または一個の複合子房に由来する場合は単果、複数の単一子房由来する場合集合果という。例へばマメ科の果実は単一子房由来の単果、柿のの木の果実は複合子房由来の単果である。これに対し、キンポウゲ属、キイチゴ属の果実は不特定多数の単一子房由来の集合果であり、真果である。またオランダイチゴ属やヘビイチゴ属も集合果をつくるが、この場合は花托が伸長、肥大するので偽果でありイチゴ状果と呼ばれる。

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