図鑑用語「掌状裂」
▼ 「掌状脈」
「羽状脈」(うじょうみゃく)に対する語。葉柄の先端から数本の太い脈が放射状に出ている葉のことを言う。
▼ 「掌状裂」
「掌状脈」を持った葉の裂け方を表す。
◇ 掌状浅裂(しょうじょうせんれつ)
「切れ込み」の深さにより浅いもの 「イタヤカエデ」「ウリノキ」「アカメガシワ」など
◇ 掌状中裂(しょうじょうちゅうれつ)
「基部」との中間くらいまで切れ込むもの 「モミジガサ」「シロモジ」など
◇ 掌状深裂(しょうじょうしんれつ)
「掌状中裂」よりもっと深く切れ込んだもの 「ヤツデ」「ヤブレガサ」「イロハモミジ」など
◇ 掌状全裂(しょうじょうぜんれつ)
「切れ込み」が基部まで達しているもの 「ウマノミツバ」「キツネノボタン」など