野草を探しに出かけよう
野草を探しに行こう!
- 「林道」や「河川敷の土手」「低い山の斜面」など、あるいは「道端」いろんな場所で「野草」たちが花を咲かせ「葉」を茂らせ「種」を実らせ、生活しています。
- そんな「野草」達のすんでいるところへ少しお邪魔してみましょう。
- 「目線」を低くして、「しゃがみこむ」ようにのぞいてみて下さい。手をのばしてみてもいいでしょう。日ごろ見過ごしている、四季の移ろいや子供の頃の純粋な気持ちも感じることも出来ます。
- 春を感じられる野草
- 雪解けが待ち遠しい「春」ですが、「早春」は春とはいえまだまだ寒く冷たい風が吹きます、そんな中雪が早く解けた「陽だまり」はぽかぽかで暖かです。
- そんなところには、「つくしんぼ」や「ふきのとう」などが顔を出しています。
- 小川の流れのところには「雪のトンネル」が出来その中に「ふきのとう」がぽつぽつと見える風景は決まった春の景色です。
- ぜんまい・タンポポ・ハハコグサ・ホトケノザ・ムラサキサギゴケ・ヘビイチゴ・つくし・イカリソウ・タヌキラン・スミレ・キランソウ・ミツバチグリ・チゴユリ・ユキザサ・ユキノシタ・ショウジョウバカマ・岩ウチワ・岩カガミ・オウレン・タツナミソウ・イタドリ・キジムシロ・ニガナなど
- 夏を感じられる野草
- 水辺の植物を植えておきますととても「涼しさ」を演出できます。 私も古い「火鉢」に水を張り「姫すいれん」を植え「めだか」を泳がせています。
- 季節を身近で感じ楽しむためにいろいろ工夫し野草とかかわってみてはどうでしょうか「暑くていやな夏」も「楽しい夏」になるかもしれません。
- ネジバナ・どくだみ・姫月見草・セキショウ・トクサ(ヒメトクサなど)・ノキシノブ・イワテンダ・クジャクシダなどののシダ類)・アカバナ・オトギリソウ・オダマキ・ギボウシ・ヒメシャガ・三寸あやめ・シラン・ホタルブクロ・フウチソウ・タデ類・アカバナ・フウチソウ・ホタルブクロなど
- 秋を感じられる野草
- 「暑い・暑い」と思ってすごしていても8月の終わりごろから、野山には「ススキの穂」が見え始めます。「秋だなあ」と感じます。
- 「心」穏やかになりなぜか「淋しさ」も思ってしまいす、「季節」が過ぎてゆくからかもしれません。 ワレモコウ・ミズヒキ・野菊・フウチソウ・りんどう・ダイモンジソウ・ホトトギス・アキノキリンソウ・ススキ・南蛮ギセル・桔梗・山ラッキョウなど
- 冬を感じられる野草
- 冬は一様に休眠状態に入り野山はすっかり淋しくなります。
- 私のところでは12月に入ると何時「雪」が降り出すかわからない状態になり、一度崩れだすと一気に白銀の世界に入り「野草」「盆栽」を楽しむことも出来なくなります。
- しかし雪が降り出す前の「晩秋」の「野山」は大変好きで、よく出かけます。晴れた日は「風」は冷たくとも、陽だまりは気持ちの良い暖かさで、「落葉」の下から、落ちた「種」を探したり、座って「ぼんやり」していたり、のんびりとすごします。
- そんな中「冬枯れ」の「野草」を観賞するのもいいもので、「花」は少なくても「枯れてしまった花穂」や「ロゼット状になった葉」「苔の上に落ちた枯葉」などいつもとは違った楽しみ方がありますので、「冬」を感じながら「春」を待つ野草を観賞してください。
- 「やぶこうじ」など「実」を観賞するもの「雪割草」や「福寿草」など「花」を見るもの常緑の「葉」を楽しむ「セキショウ」「竜のヒゲ」、「葉の変化」を見るもの「熊笹」なとても楽しみ多いものです。私のところでは雪が降るまでですが大いに楽しんでいます。
- 景色を作る
- 見つけてきた野草でどのような風景(景色)を作るか、楽しみですね。
- いろいろ想像しながら季節の風景を思い浮かべてください。 どうしても「綺麗」で「可愛い」、「大きな花」「派手」な花に目を奪われてしまいがちです。
- 「野草」の盆栽は「野趣味」、どちらかというと目立たない「素朴な味わい」を心情にしていますので、よく言う「わび」「さび」などという言葉で言い表されます。
- 「さりげない美しさ」その辺をポイントに空想の世界へ入ってみてはどうでしょう。
- 「春」「夏」「秋」「冬」それぞれ季節を感じられ、しかも艶やかさは無くともそれぞれ強烈な「自己主張」をします。
- 「野草」を見ただけで「風景」を感じ「季節」を感じ「風」や「雨音」「滝の音」「子供」「河」・・などなどさまざまな想像を駆り立ててくれ知らず知らずに「心」安らかに「穏やかな」気持ちになります。 そんな「寄せ植え」「鉢植え」を作ることにしましょう。
苔(カラカラに乾いても大丈夫)
日差しが強く空気がカラカラに乾いた状態になる場合があります、そうすると体の水分がどんどん蒸発ししおれてしまいます。そのため湿度が大変重要です。
しかししおれても枯れて死んでしまったわけではなく、すぐに水をかけてやらなくても大丈夫なのです。
休眠状態と同じで水をかけてやると、あっという間に元の青々とした元気な状態になります。
コケの種類や環境などにもよりますが大抵はカラカラに乾いても数ヶ月は生きていると言われます。
「コケ園芸の楽しみ」:コ「ケづくり」など参照