病気について

物言わぬ「盆栽」ですが、「草」も「樹」も生ある「生き物」ですから、調子が悪くなることもあるでしょう。よからぬ「害虫」もよって来ます。そんな時、わが娘、息子のために適切なる「処置」をしてやりましょう。

■病気について
「盆栽」も「野草」も生き物であるということを認識しましょう。
私達同様「病気」は様様で、自然界での生活は大変なわけです。
「病害虫」に犯されないほうが少ないかもしれません。
そんな盆栽・野草の場合環境の変化から病気になったり、水切れを起こしたり「害虫」にやられたりと、環境の変化から来る体調不良も見逃すことが出来ません。
生き物を育てる以上は、人間と同じ「健康管理」が大切になってきます。
「薬」で治すことも大切ですが、もっと大切なことは「病気」を起こさない健康で丈夫な強い体を作ることです。


■いろんなことが病気につながる83.jpg
用土一つとっても健康にも育ち、あるいは病気を呼ぶこともあります。
小さなことが実は大変重要なことなんですね。
いくら盆栽とは言ってももともとはほかの「草」や「木」と一緒に育っているわけです、ですから本当だったら一本で「鉢」に植えるよりもほかの仲間と植えてやったほうが、本当は嬉しいのではないかと思います。
ですから私は植えた盆栽にいろんな草や木が生えてきますが、よほど邪魔にならない限り、抜き取らないように育てています。
どっちにしてもかなり無理をして育てているわけですから病気が出てもあたりまえでもあると思います。
飾るときは「いらない」と思えるものだけ抜き取ってやればすむことですから。

■丈夫に育てることが大事(農薬に頼らない)
「病気になったら〔農薬〕をかければいいや!」これでもいいのですが、出来れば農薬に頼らない丈夫な健康な体に育てることが大切かと思います。
「実生」「挿し木」などで環境にあった木を育てることで、丈夫に「適応力」の強い固体を作ることも大切だと思います。
珍しいものを育てないで、その土地、地元にある「木」を作ることが一番いいことかもしれません。

丈夫に育ちそれほど手間も掛かりません。

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ヒトツバカエデ

半落葉の低木で、高さは1メートル~三メートルほどで多くの枝をつけて横に広がる。
葉は柄があって互生し、枝先に集まり、春の葉は卵状楕円形から広楕円形、長さは2~4Cm、質はやや薄く両面に毛がつく。夏秋の葉は枝先に輪状につき、越年する。春の葉に比べ小型で、狭倒卵形、長さは1~1.5Cm。花は朱赤色、漏斗状で径4~5センチ、枝先に2~3個開く。萼は5裂、花冠は5裂して裂片は広く、上裂片濃紅色の斑点がある。雄しべ5個、雌しべ1個、果実はサク果で円錐形、長さ7ミリ、褐色の毛がつく

・・・・・新潟県樹木図鑑より

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